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二年振りの尾瀬 其之四

   

二年振りの尾瀬 其之四

2日目の朝は夜中降っていた弱い雨が残ったままだった。



今回自分の装備品について、ひとつ気付いたことがある。
前回に引き続き今回も持って来たエアマット
サーマレストのネオエアーXサーモ。


二年振りの尾瀬 其之四


内部の熱反射素材のゴワつきで五月蝿いと思ったその音は
実はマット裏面とインナーテントのフロア素材との摩擦音だった。
いや、前回も熱反射素材の音にしては五月蝿過ぎる、何か
おかしい、とは思ってはいたんだけど・・・。
それは他のテント泊者の睡眠を妨げてしまうのではないかと
恐縮してしまう程の五月蝿さ。
前回も含め、周りの皆様、ホントすいませんでした(汗

マットとフロアの間に何か敷けば良いのだろうが
上着やTシャツを取り出すのが面倒だったので
取り敢えず寝袋の中にマットインして解決策とした。
寝袋の中はとても窮屈になるが、幸い持参した冬用寝袋では
汗かくぐらい暑かったのでファスナーを閉めずに寝た。
っていうか寝袋の選択も失敗だったじゃん・・・。
予報では最低気温10℃以下だったから冬用にしたんだけど。

このマットの五月蝿さについては、3泊目の夜に改めて
意外な形で思い知らされるのであった。



2日目の夜も此処見晴でテント泊するので、テントは張ったまま。
サブザックに荷物を詰め込み、レインウェアを着てお出掛け。
取り敢えず向かうは赤田代方面。

赤田代分岐


二年振りの尾瀬 其之四


道は湿原から森へ


二年振りの尾瀬 其之四


と思ったらまた湿原。その先に温泉小屋が見えてきた。


二年振りの尾瀬 其之四


まだ空は怪しかったが、持ちこたえるだろうと判断し
元湯山荘先の休憩所ベンチでレインウェアを脱ぎ先へ進んだ。

段吉新道への分岐


二年振りの尾瀬 其之四


軽快に進んでいると、突然足元で何者かが飛び跳ねた!


二年振りの尾瀬 其之四


なんだ、ヒキガエルか、ビックリさせやがって。
っていうか向こうも驚いたのかもしれない、ゴメンね。
これがカエルではなく熊だったら・・・と思うと冷汗モノである。
あ、熊鈴はちゃんとブラ下げて鳴らしてますよ。

やがて木道も終わり、山道を下り、鎖のある急な階段を降りると
滝の展望台があった。


二年振りの尾瀬 其之四


ああ、ここが三条の滝か。


二年振りの尾瀬 其之四


展望台になってる岩場の上には、赤いポンチョを着た年配の御婦人が
既に居て、レインウェアを脱いでザックに仕舞っている最中の御様子
だったが、私が滝を見ている最中に発たれて行かれた。

貸切となった展望台でコーヒーを淹れて暫し休憩。


二年振りの尾瀬 其之四


コーヒーを飲みながら何かがおかしい事に気付いた。

     「あれ、三条の滝の前にもうひとつ滝があった筈だが・・・」

     「三条の滝ってこんな形だっけか・・・」

先ほど見た木製標識を確認しようと近づいてみたところ
後ろ側にこんな物が落ちていた。


二年振りの尾瀬 其之四


目を凝らしてその表面を見ると、こう書いてあるではないか。

     「平滑の滝展望台」

な~んだ、そうだよねぇ、おかしいと思ったんだよねぇ(笑

最近歳のせいか、勘違い・思い込み・物忘れが激しい。
此処でコーヒーブレイクをしなかったら気付く機会を逃し
危うく来た道をそのまま戻ってしまったかもしれない。
コーヒー淹れて良かったわ。


平滑の滝です。三条の滝ではないです(笑



折角貸切だし場所も丁度良さそうなので、こんな事を試してみた。





こんな事、恥ずかしくて人の居る所では出来ません(笑
階段の上の方から声が聞こえ、此処に向かって来る人の姿が
見えたので慌てて撤収し、三条の滝へ向うべく更に道を下った。

間もなく小さな滝が


二年振りの尾瀬 其之四


なるほど、これが本当の三条の滝だったか。


二年振りの尾瀬 其之四


いやいやいや、いくらそそっかしい俺でもコレは間違えないよ(笑


二年振りの尾瀬 其之四


小さいけどなかなか良い雰囲気だね。

燧裏林道への分岐


二年振りの尾瀬 其之四


二年振りの尾瀬 其之四


いよいよ正真正銘、三条の滝へ。


二年振りの尾瀬 其之四


ここを渡って


二年振りの尾瀬 其之四


急な階段を降りると


二年振りの尾瀬 其之四


第1テラス


二年振りの尾瀬 其之四





まずまず水量もあるし音も凄くて、なかなかの迫力。
っていうか、大量の水が大きな音を立てて動く様って
ちょっと怖い感じもあるよね。


二年振りの尾瀬 其之四


二年振りの尾瀬 其之四


取り敢えず見たいもの見たので戻ります。

元湯山荘で昼飯でもと思ってたけど、軽食頼めそうな
様子ではなかったので、見晴へ帰って食うことにした。

こちらは温泉小屋


二年振りの尾瀬 其之四


二年振りの尾瀬 其之四


行く時は気にも留めなかったけど


二年振りの尾瀬 其之四


これも三本唐松じゃん?


二年振りの尾瀬 其之四


本当の三本唐松は尾瀬沼東岸にある。
好きな景色だから見に行きたいけど、残念ながら今回の予定には入ってない。
沼尻の休憩所が焼けて無くなったのも自分の目で確かめたかったなぁ。


二年振りの尾瀬 其之四


2日目は晩飯食ってから燧小屋の風呂に入らせてもらった。
ちょっとお湯がヌルかったけど気持ち良かった。



つづく






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この記事へのコメント
こんにちは

学生の頃、行ったきりの尾瀬ですが、もう一回行ってみたいな
と思います。

そう思いつつ、なかなか行けていないのですが・・・。

運動不足なので、歩けるのか まず心配ですけど(笑)

hiro155hiro155
2016年06月17日 07:57
hiro155さん、こんにちは

 私も運動不足でロクに歩いてなかった上、膝と腰が弱いんですが
 結構イケちゃうもんですよ。
 荷は家を出る前に測ったら17kgありまして、そこへ更に水を1kgほど。
 前回15kgぐらいだったので3kg増えてますが、なぜか今回の方が楽でした。
 念の為に持って行った膝サポーターも使うことなく済みました。
 っていうか私の場合、体に優しいよう無理せず超余裕のスケジュール組んでますので
 それほど距離も歩かないんです。時間的にも朝ゆっくりめに起きて昼ぐらいまでとか。

 あとは担ぎやすいザックを選ぶ事とか、機能性インナー着用するとか
 トレッキングポール使って足への負担減らすとか、ハード面でなんとかなると思います。
 なのでhiro155さんもきっと大丈夫ですよ♪
 ザック担いで、自分の足で歩いて、テントで寝泊まりしながら
 素敵な物を色々見て回るのはホント楽しいですよ!

DancinghorseDancinghorse
2016年06月17日 10:30
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