解キ放ツ時 其之四

翌朝、目覚めたのは5時過ぎぐらいだったろうか。
空は晴れ、部屋の窓から燧ヶ岳が綺麗に見えた。
しかし、出掛ける準備をしているうちに雨が降り出していた。
朝食を済ませ、ザックにレインカバーを装着、レインジャケットを着込み
足元にゲイターを巻いた。
雨は萎えるが、まぁこれも良い経験。
宿を発って暫くは雨脚もそれほどではなかったが、徐々にパンツの撥水が
効かなくなり雨が染みて来たので、沼尻休憩所にてレインパンツを穿いた。
雨の中、デジカメを取り出して写真撮る気も起こらずただ黙々と歩く。
途中、白砂峠辺りで単独行と思しきお姉さんを追い越した。
大きなザックが印象的だった。
で、見晴に到着。今日は勿論テント泊。
しかしまだ雨が降っているので、休憩所にザックを置き
テント設営のタイミングを窺う。(トップの写真)
幾らか小降りにはなるが、止む気配がないので仕方なく雨中設営し
休憩所のポーチデッキにて湯を沸かしコーヒーを飲んだ。
そう言えば去年も雨だったっけなぁ。

檜枝岐小屋でラーメン食った後、三条ノ滝を見に行くか、竜宮とヨッピ吊橋を
経由して尾瀬ヶ原を歩くつもりでいたが、雨の為暫し様子見。

他のテント泊の方の情報によると、夕方には雨が止むらしいとのこと。
でもそんな時間まで待っていられないので、取り敢えず竜宮まで
行ってみることにした。
途中振り返ると、帽子を被った燧ヶ岳。

竜宮小屋でコーヒーを頂いた。
沼尻休憩所ではコーヒー1杯350円なのが、ここでは500円。

見晴に戻る。
雨も上がったので写真撮りながら。


ガスの掛かり方が幻想的。

奥日光小田代ヶ原の貴婦人を思い出すね。




ワレモコウ





巨大な水芭蕉の葉。

間近で見たら異世界に来たような感覚に陥った。
まぁ、自分にとって尾瀬は確かに異世界なんだけどね。



青々とした笹やシダの葉も清々しい。


キンコウカの群落。

他に歩いている人などおらず、この景観を独り占め。



この後、原の小屋でビールを買ってテン場に戻った。
つづく

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