本日より当ブログはミリタリーブログに路線変更致します。

いやいや、只の冗談です。
先日、百里基地航空祭に行って来たので、今回はいつもと違う趣向の違う記事なのです。



えーっと、百里の航空祭に行くのは今回で4回目かな。
茨城空港開港の影響があるのか無いのかよく分かんないけど、航空祭としては平凡な感じでした。
F-2は来なかったし、米軍機も輸送機が1機だけ。飛行以外の展示も特に目新しい物は無し。
ということで写真もあまり撮ってないのです。

そんな中、個人的に唯一良かったのがコレ。


　　　

　VADS（Vulcan Air Defense System）はアメリカ軍で開発された対空機関砲システムである。
　M61、20mm機関砲にレーダー、コンピュータなどを組み合わせた、半自動の対空機関砲である。
　M113装甲兵員輸送車をベースとした車体に搭載した自走式のM163と、牽引式のM167がある。

　ベースになったのはアメリカ合衆国のゼネラル・エレクトリック社が開発したM61シリーズである。
　発射速度はM61で6000又は4000発/分であるが、VADSでは3000又は1000発/分に低下させてある。
　測距レーダーと射弾計算機を組み合わせて適切なリード射撃（移動する標的までの距離を計算して
　未来位置に射撃し、命中させる射撃方法）が可能となっている。尚赤外線カメラを付加しより正確な
　射撃が可能になった改良型への更新が進んでいる。

　日本においては航空自衛隊が、航空基地の防空用にM167を導入し使用している。これには新品と
　F-104の退役機から再利用された中古再生品がある。
　　(wikiより引用)


これって、いつもなら対空ミサイルと一緒にただ置いて展示してあるだけなんですが、今回は実戦で
使うような状態に設置されていて実際に動作します。
演目としては「空対地射爆撃」というもので、敵機に見立てたF-4が滑走路に沿って低空で侵入して
来たところをコイツ3基で迎撃するという感じです。
ホントに撃ち落としちゃマズいんで勿論空砲ですが、ちゃんとファイアリングさせて中々の迫力音。
砲身をモーターで回転させるバルカン砲で、発射速度もかなり速いので、機関銃のようなダダダダッと
いう感じでなくグォーーーッというかブブブブブッというような音でした。
まぁ、あまりにも暑くてすぐ傍まで行く元気がなく、撃つところは見てないんですが(笑


　　　上の2枚含め、写真はデモ終わって撤収退去するところです。
　　　

　　　

　　　

　　　

　　　

　　　

　　　航空機もカッコイイけど、こういうのもメカメカしくて好きなんです。




百里基地航空祭って大抵7月か9月に開催されるんですが、毎回毎回天候に恵まれ暑いのなんのって。
今年は初めのうち、空が広範囲に渡って雲に覆われていたものの、徐々に雲は薄くなり日差しはかなり
強く、日焼けで首と顔と腕が真っ赤になってしまいました。
ここ連日の暑さもあってか、前回よりも会場内でタープやらビーチテントなんかの設営数が多かったですね。


　　　見辛いですがホンの極々一部です
　　　


本来は

　「ピクニックテーブルやレジャーシートやテントなどの展張はご遠慮願います。」

って事になってて、パンフレットにも明記されてます。(今年は丸い紙の団扇にプログラムなどが
印刷されていた。以前「テント」は記載されてなくて、今回もしくは前回から追加された様子)

でも、陽射しを遮る物が無いのでこれは仕方が無いと思うんですよ。
休憩場所として開放された格納庫にずっと居る訳にもいかないし、第一、格納庫は常にほぼ満杯だし。
っていうかレジャーシートすらご遠慮願いますって、あまりにも厳し過ぎない？

実際のところかなりの数の人がレジャーシート敷いてるし、ビーチテントみたいな物も少なくない。
張り綱使ってヘキサタープを張ってる人も前回より増えているような。
主催者側も撤去を求めたりはせずに黙認、あくまでもトラブルを想定しての建前なんだろうけど
幕体設営に関しては「エリア(草地)と種類(大きさ)限定で許可」って事にして明記すればいいのになぁ
と思ったり。まぁ、許可したらしたで、節度を守れない人が出て来たりして面倒なのかなぁ。



航空祭なのに飛行機の写真が1枚もナシ、ってのも何なので最後に短い動画を1本。
でも、コンデジで逆光でブレてるし写りも小さくかなりショボいので期待しないでね(笑

　http://www.youtube.com/watch?v=fpA6C_VK_dw