蓋の蓋
他のバーナーを使って単独で湯を沸かしたり
本体で米を炊きながら水を温めたりする事が出来る。
しかし、この鍋にもなる蓋に被せる蓋が無い。
風が吹けば枯葉や枯草が宙を舞い、中に入ってしまうこともある。
暖かい季節なら飛んで来た虫が入ってしまうこともある。
枯草ぐらいなら掬って取り除けば良いが、蛾なんぞ入った日には沸かし直し必至である。
「蓋が欲しい」
以前からそう思っていたが、この楕円形という独特な形状ゆえ適当な物が見つからない。
見つからなければ自分で作るしかない。
以前、スウェーデン飯盒の記事を書くにあたり、あちこち関連画像を漁りまくった時に
発見した「
アルミ板で自作した飯盒本体の蓋」を真似して作ってみた。
材料は1.5mmのアルミ板で、大きさは蓋の外周より若干大きめ。
被せた時にズレないようツメを4箇所設けた。
「うん、これでOK」と思ったら意外な事実が発覚。
風防五徳に直接乗せて使う場合、自作した蓋が風防の内側に入り切らない。
上の画像の状態で底の部分は五徳に乗っておらず浮いている。
それもその筈、大きさが風防とほぼ同じな上、ツメの曲げ具合が垂直ではなく少し開き気味に
なっているので当たってしまうのだ。
まあ、この状態でも使えることは使えるので大した問題ではないのだが、これでは当初考えていた
「飯盒本体と一緒に風防の中への収納」が無理。
どうしたものかと色々弄くり回してたら、上手い具合に収まるところを発見。
4箇所のツメがカッチリ嵌り、簡単には外れない。
更に、バーナー台として使えることも確認。まぁ、これは最初から考えてた事なんだけど。
作ってはみたものの、実際の使用はいつになるやら。
暫くキャンプには行けそうにもない。
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