ソロ初め2008 其之伍

Dancinghorse

2008年01月07日 22:21

朝までグッスリ

とは行かず、なんだか寝苦しくて夜中に二度ほど目が覚めてしまった。
撤収の時に気付いたのだが、地面がほんの少し傾斜していて、寝る際
頭にしていた方が低かったのが原因かと思われ。

外へ出るとそこらじゅう霜で真っ白。テントもこの通り。



フライの内側は勿論、インナーテントの内側にも少し霜が付いた。
帰宅してから調べたら、最低気温は-6℃だったようだ。
テントの前室で気休め程度のクィックヒーターを点け、霜を溶かす。
溶けた雫が前室両サイド出入り口のジッパー上部からポタポタ落ちるので
夜に前室へ仕舞い込んだ道具類をタープ下に移動。



焚火で体を温めているうちに陽が昇って来る。
澄み渡った空、何とも清々しい。昨日の鬱屈が嘘のように気分も快晴。



朝飯は今回も鍋の残った汁で煮ようとうどんを買って来たが、モツ鍋の程よい辛さが
後を引き汁を全部飲み干してしまっていた。
うどんのつゆを作るのが面倒だったのでコレに変更。



麺を食ったら残りのスープにおにぎり投入、スープも飲み干し完食。
ああ、それにしても空が青い。



食後のコーヒーを飲みながらダラダラと道具をまとめる。まったり撤収開始。
霜が溶けて濡れたテントを拭き、満遍なく陽にあてて乾くのを待つ。
全ての道具を積み込み終えて気が付いた。車の下に何か黄色いものが・・・。



冬だというのに花を咲かせている。
凍える夜を耐え、這いつくばって根を張り、精いっぱい陽を浴びて花を咲かせている。
何と逞しいことだろう。

自分もこのタンポポのように生きて行けるだろうか。


おわり


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