晩秋キャンプ? 初冬キャンプ? 其之四
晩飯を終え焚火に戻ろうとしたら火は完全に消えていた。
焚火台Sでチョロチョロ燃やしてたら当たり前か。細割りの薪を作り焚火再開。
ちょっと寒くなってきたのでN-3Bのフードを被ろうとしたら
フードの縁に付いているフェイクファーがびっしょり濡れている。夜露のせいか。
確かに夜露が凄い。テントもタープもびっしょり。
夜10時を過ぎた頃にはその夜露が凍りつき、タープはバリバリ。
キーホルダーの温度計を見ると0度を下回っている。
しかしそんな寒さも、シッカリ着込んでガッツリ飯食って焚火にあたっているせいか全然平気。
焚火を前に12時ぐらいまでボーッと過ごす。
「そろそろ寝ようかな」とテントの中へ。
マットはロールマット1枚とインフレータブルマット2枚の3段重ね。
シュラフは封筒形化繊の中にマミー形化繊を入れ、更に封筒形フリースのインナーを仕込む。
起きてる時は焚火にあたっていれば良いが、寝る時はそうもいかない。
今回唯一不安なのが睡眠だ。
テント内部があまりにもヒンヤリしてるので、前室からインナーテントに向け
クイックヒーターで数分暖める。
ジャケットを脱いでシュラフに潜り込み3本のファスナーを閉める。
寝る態勢を決めようと横を向いたり上を向いたりしてるうちに、段々と身動きがし辛くなる。
フリースシャツを着てた為かフリース同士で絡み合ってしまったようだ。
それが幸いしたのかどうか分からないが寒くはない。
「これなら大丈夫そうだ」と思う間もなく眠りに落ちてしまった。
つづく
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