それは唐突に(まだつづき)

Dancinghorse

2007年10月01日 02:54

一時間ぐらい眠っただろうか。携帯が鳴る。
明後日仕事が入ったとの事だった。
一泊してみて良かったらもう一泊しようと思っていたので残念だが仕方がない。

風が吹いている。自分が居る区画はどうやら風上のようだ。
どうしようか迷ったが焚火は中止する事に。

薄暗くなって来たのでランタンと食事の準備をする。
メインランタンはコールマンのフロンティア・スタンダードCPS。
これを選んだ理由は単に在庫処分で安かったから。
テーブル用に買ったのは同じくコールマンのトレッキングランタン。
小さい割に明るいようなので購入。マントルはフロンティアと共通だった。
どちらも使ってみて特に不満は無い。

晩飯のメニューは焼肉と卵スープ、酒は飲まない。
米を炊き始めると同時に炭を熾す。
米炊きに選んだのはスウェーデン軍のメスキット。巷で「スウェーデン飯盒」と呼ばれる物。
風防兼五徳と飯盒、そしてトランギアのアルコールバーナーがセットになっている。
自宅で何度か米炊きに挑戦したので不安は無い。

焼肉に使うのはネイチャーストーブS。
これを使うのと炭熾しが初体験なので少々不安ではあったが、着火剤とトーチ併用で
難なく炭熾し出来た。
卵スープはフリーズドライなので湯を沸かすだけ。「さて、何で湯を沸かそうか」
シングルバーナーを出そうと思ったが、既にテーブルの上はあれこれ沢山並んでスペースが無い。
そこで思い付いたのがスウェーデン飯盒の風防五徳とアルコールバーナー。
水を入れたクッカーを風防に入れてみたらピタッと嵌る。
ちなみにクッカーはスノーピーク・チタンパーソナルクッカーセットの
中にスタッキングされた小さい方。

肉を焼き始め、蒸らし終えた米をクッカーによそう。
ランタンの光では肉の焼け具合がよく分からないが勘で焼く。頃合いを見計らい肉を口に運び噛んでみる。

「旨い! 気絶しそうなくらい旨い!」

肉を飲み込まぬうちに白飯を口に入れる。肉とタレと米のハーモニー。
どこかの饅頭ではないが旨過ぎる。キャンプで食う飯がこんなに旨いとは。
汗だくになりながら晩飯を食い終え、あまりの旨さに暫し呆然。

もう少しつづくかも


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