解キ放ツ時 其之伍
どうやら尾瀬ヶ原は朝靄に包まれている。
好天になる証し。
本日の目的地は、昨日来た道戻って尾瀬沼東岸。
本当は山ノ鼻まで行ってみたいたいんだけど・・・
まぁ、次の機会にでも。
朝飯を済ませ、雨に濡れたテントを日向で乾かし出発。
えっ? 何か忘れてるだろって?
ええ、分かってますとも。
ってことで、今回のお宿。
ビッグ・アグネスのフライクリークUL2。
日本向け限定のノーメッシュ・バージョン。
試し張りナシのぶっつけ本番。
吊り下げインナーのフック1個、掛ける位置を間違えてた。
前回はシャングリラ3。
フロアレスの本体だけなら軽いが、雨の事を考えるとフロアも欲しい。
となると、本体とフロアで重量1kgを超える。
夏場は虫も多いので、単なるフロアよりはネストの方がいい。
でも、そうなると更に重くなる。
だったら、設営が簡単で速いダブルウォールの山岳用ドームテントの
方が良いかなと思い、ネットを物色してる最中たまたまこれに目が留まった。
UL系のタープシェルターも考えたけど、幾つかの点で踏ん切れなかった。
中はコンナ感じ。
ソロには余裕のスペース。
ノーメッシュとはいうけど奥の△メッシュ部分は閉じられない。
フライの出入り口ファスナーがやたら噛む。
1泊で4回ぐらい噛んだ。
中から開ける時は、手前に引っ張りながらスライドさせると良いようだ。
天井のギアハンモックはオプション。
出入り口の左右両側に三角のメッシュポケット
あんまり色んなテント使った事がないんで、まぁ、こんなモンかなって印象。
見晴を発って沼尻に到着。
去年の秋と比べてみよう。
秋の尾瀬もいいけど、やっぱり青々としてる方が好きかな。
因みに、沼尻と書いて「ぬしり」と読むのだが、地元の人や
小屋関係者は「ぬまじり」と呼んでるみたい。
沼尻休憩所から仰ぎ見る燧ヶ岳。
登ってみたかったなぁ。
沼尻を発つ前に、休憩所向かいの湿原へ。
池塘に浮かぶヒツジグサ。
花が咲いてました。
食虫植物、モウセンゴケ。
尾瀬沼東岸が近くなって来ると・・・
これ、去年は無かった。
鹿による食害は日本各地で深刻な問題。
今回はここまで、あと1回で終わりです。
つづく
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