火と酒と星と−8℃ 前編

Dancinghorse

2013年01月05日 20:00


2013年1発目のキャンプです。


今回は以前のスタイルで書き進めたいと思います。





これまでに年を跨いでキャンプしたことがなかったので
今回は年越しキャンプにしようかと思っていたのだが
1月3日に流星群の極大を迎えると知ってこの日に決めた。
前日、天気予報を確認するとまずまずの天気。
しかし、最低気温がちょっと厳しい。
「−8℃」
これまでキャンプして来た中で一番低い気温だ。



キャンプ場到着は午後2時少し前。
毎度の事ながら、のんびりダラダラしすぎて出発が遅れた。


   

テントとタープを張り、道具一式を車から下ろしている
最中にふと気付く。

「酒がない」

この日の為にと、年明け前に買っておいた安ワインその他が
どこを探しても無い。
それもその筈、買った後で家の冷蔵庫に入れておいたのを
そのまますっかり忘れ、持って来ていなかったのだ。
酒無しに−8℃の夜を乗り切るのは不可能に近いと思われ
仕方なしにいつも食材を買いに寄るスーパーまで車を走らせた。

キャンプ場へ戻って来ると、本格的に暗くなり始めたところだった。
-8℃の夜が来る、早く焚火を始めなければ。
そう思って焚火道具を入れたバッグの中から1つの袋を取り出す。


   

中にはこんな物が入っている。


   

組み立てると・・・


   

   

重量1kgを切る軽量な焚火台が出来上がる。


   

手狭に感じて来たスノーピーク焚火台Sに代わり
今回からこのMONORAL WireFlameが活躍する。


   

   

   

焚火動画
 http://youtu.be/b76xWFZnzkU

しかし火というものは不思議なものだ。
大きくなり過ぎれば不幸をもたらす事もあるが
人間にとって、生きて行くのに必要不可欠なものである。
生活スタイルによっては、普段火を使う機会が殆どない
人も居るだろうが、必ずどこかで恩恵を受けている筈。
いや、生きて行く為だけではない。
我々日本人の殆どはその命の終りを迎えた時、この火によって
肉体を燃やされ人生を終えるのだ。

そんな事を考えながら火を見つめる。
様々に変化するその炎の形は、幾ら見ていても飽きない。


   

   

   

   

   

   

そうだ、アレをすっかり忘れてた。
ということで、安ワインを開ける前にコイツらから。


  

2缶目の半ば辺りで酔いが回って気持ち良くなる。
何故か凄く楽しい気分になり、焚火の周りをひとりスキップ
しながらグルグル回ってた。
昨年行ったキャンプイベントの夜がとても楽しかったんで
おそらく、その時の気分が甦ったんだろうね。馬鹿だね。


冷え込みもキツくなってきたんで、身体を芯から温める為に
晩飯の支度を開始。
やっぱ冬は鍋でしょ!


   

奮発してカニ。


   

っていうか、こんなもんぐらいしか作れない。
煮ればいいだけだから。


   

入り切らなかったのでカニは2度に分けて。
カニの後は豚バラ入れて堪能。
ハフハフ言いながら食ってる間に、別皿に乗せた
追加用の白菜は凍ってた。
寒いもんね。



つづく




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