相も変わらず 其之伍

Dancinghorse

2010年11月24日 20:00

 
気を取り直して設営。


今日の設営は快眠の為にコットを追加したぐらいで、昨日とほぼ変わりなし。
ホントはタープ張ろうと思ってたけど面倒臭くてやめた。
もうね、道具アレコレ出したり仕舞ったりがホント面倒臭い。 歳なのかなぁ(笑

道具箱新調♪

   スウェーデン軍の木箱。元々何を入れる物だったんだろう?
   

   

幕系・寝具系・薪と焚火道具・椅子・テーブル、これら以外に持って来る道具は、今後この箱1個に
収まるだけにしようと決意。



タープを張ってないのでランタンを引っ掛けるポールが無い。
パイルドライバーも持って来なかった。
って事で、急遽ランタンスタンドを作った。


   

構造は簡単。
先が二股になった枯れ枝3本で、紐やロープなどは使わずに長い1本を短い2本の二股部分で
組み支える変形トライポッド。
地面側は削って尖らせ、突き刺すだけ。


   

でもこんなガスランタンじゃ、あんまり雰囲気出ないかなぁ。
ヴェイパラックスやペトロマックスは無理としても、暗くてもいいからせめてハリケーンランタンか
フュアーハンドみたいな雰囲気の良いランタンが欲しいところ・・・。
あっ、また物欲が(笑



暗くなってきたのでメインイベント開始。


   

丸めた新聞紙の上に細く割った杉材をティピー型に組んで着火。
着火はライターまたはファイヤースチール、時にはボウドリルで起こした火だったりと
その時の気分によって色々。
ボウドリルだと儀式的な雰囲気があるので、焚火もより一層特別なものに感じる。
ティピーが燃えて崩れ始めたら、細い薪を少しずつ焼べて火を育ていく。
熾きが出来てきたら太い薪を井桁状に並べて焼べる。


   

火勢が欲しい時は縦横2本ずつの井桁に1本加えて1段3本に。
自分の焚火のやり方は今のところこんな感じで定着してる。

今回の焚火のお供。


   

キャンプの時だけ小瓶のワイン1本飲むようになったが、小瓶が売ってなかったので普通サイズ。
ちなみに味覚がお子様なので甘めのが好き。でもこれはちょっと辛口。
調子に乗ってボトル1/3程度飲んだところで頭が痛くなり始めた(笑
やっぱり普段から飲んでないとダメだねぇ。



頭痛を堪えながら晩飯の支度。


   

回鍋肉はキャベツ炒め過ぎ。しかもレトルト自体があまり旨くない。
2合の米はコゲたっぷり。
スウェーデン飯盒のアルコールバーナーが、なんとなく暴走気味のような気がする。
惣菜のカキフライは冷たいまんまじゃ旨くない。
え? 夜のドカ食い? 大の男が2合メシぐらい食えんでどうするよ!ガハハハハー!
でも、気分が萎える晩飯でした・・・。

食後、また和武器のキャップが無くなってる事に気付くも、探す気すら起こらない。
もういいです和武器。こんな高いだけの箸なんてもう要らんわ。

そして萎えた気分を引き摺ったまま就寝。
昨夜とは違い、朝まで目が覚めることもなく熟睡。





で、朝。
もうこんな時期だとやっぱり冷える。ということで早速焚火。
ついでにこんな事をちょいと試してみた。


   

錐揉み式(ハンドドリル)火起こし。
弓錐式は弓を使うのに対し、こいつはその名の通り自分の手で錐を回転させる。
原始的な火起こしと聞けば、多くの人がコレを真っ先に思い浮かべるだろう、ってヤツ。
ひたすら力任せにグリグリしまくったが、煙は出るものの着火には至らず。


   

黒っぽい木屑が出てるのであともう一息というところだが、この時点で続行不能となった。


   



だって、手の皮が剥けちゃったんだもん。イテテテテ
難しいです、錐揉み式火起こし。何かコツがあるんだろうなぁ。
何回手の皮が剥ければこの技を会得出来るのやら・・・

前日こんな事もしてたけど、これに関してはまた別の機会にでも。


   



朝飯は棒ラーメン。


   

無我夢中で食ったら汗が出るほど体が暖まった。


   

今日も好天!
夜露で濡れたシャングリラも昼近くにはスッカリ乾いた。


   

もう1泊したいけど、翌日仕事が入ってるので帰ります。
車に積んだ道具には、米軍のパップテントを上から被せて見えないように。


   

てな訳で再々始動1発目、これにて完了。
久し振りのキャンプは、色々な事を確認するキャンプでもありました。



   世の中、変わるものあれば変わらぬものもある
   変わっているように見えて変わっていないものもある
   変わっていないように見えて変わっているものもある
   変わって欲しいものあれば、変わって欲しくないものもある
   変わりたい、変わりたくない
   変わることが良いこと?
   変わらないことが良いこと?
   本当のところは誰にも分からない

   相も変わらずSOLOで候



     「相も変わらず」 おわり








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