火打今昔 其之壱

Dancinghorse

2008年12月02日 20:09

 
以前から興味があったにも関わらず、なかなか試す機会がなかった事のひとつに「火おこし」がある。


それはライターやマッチを使わずに火をおこす2つの方法で、ひとつは木の板に木の棒などをグリグリ
擦り付け、摩擦熱によって火をおこす方法。もうひとつは火打石などで火花を散らし火をおこす方法で
特に興味を惹いていたのが後者だった。ふとしたきっかけにより興味が再燃したので、いくつか道具を
用意し試してみることにした。



   
【火打石と火打金】
昔ながらのスタイル。某ネット百科事典によると、古事記に火打石に関する記述があるとの事で
奈良時代には既に使われていたらしい。(古くは日本書紀にも登場するとの事:12月9日加筆)
石の種類はチャートや瑪瑙(メノウ)などで、これはメノウ。
その他に水晶などの石英類でも火花を散らすことが出来るようだ。火打金は鋼鉄製。両者を打ち合わせ
火花を散らすのだが、火打石によって削り飛んだ火打金の微小片が燃えて火花になる。
火打石なんて今時容易に入手出来るのか?なんて思って調べたら、ネットで普通に売られていたので
ココから買ってみた。
神棚・神祭具 宮忠 楽天市場支店


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