「完ソロ」という言葉
おそらく「完全ソロキャンプ」という言葉を略したものなのだろう。
キャンプ歴が長い訳ではないが、いつの頃からかこの文字を時折目にするようになった。
世の中にはソロキャンパーが寄り集まったグループキャンプも、ソロキャンプの範疇に含まれる
場合があるらしい。これに対し、全くのひとりで行うキャンプをそれと区別する為、「完ソロ」と
いう言葉を用いるようである。
ひとりで出掛け、ひとりでテントを張り、ひとりで飯を食い、ひとりで夜を過ごし、ひとりで目覚める。
そもそもソロキャンプとは、ひとりで行うキャンプの事じゃないの?
「ひとり」であればソロだが「ひとり」じゃなければソロではない。
人によってはソロキャンプのつもりで出掛けても、キャンプ先で知り合った人と一緒にメシを食ったり
酒を酌み交わしたりする場合もあるだろうが、そういう偶発的なケースは大目に見るとしても
「ひとりであるかどうか」という事は「白か黒か」という事であって、基本的にその中間のグレーは
存在しない。だからソロキャンプには完全も不完全も無い筈。
ソロキャンパーが集まったグループキャンプを否定するつもりは毛頭無いが、これをソロキャンプと
呼ぶ事には全く理解出来ないし、それと区別するための「完ソロ」という言葉も白黒つかずの
グレー的なもので、非常に違和感を覚える。
複数ならグループキャンプ、ひとりなら単に「ソロキャンプ」、それでいいじゃない。
まぁ、孤独な万年ソロキャンパーの戯言ですけどね。
※頂いたコメントにより、私の認識不足で勘違いしていた部分が
あるかもしれない事が分かりました(笑
でも、今更修正したりするのも面倒なんで、そのままにしておきます。
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