Solo Campers Union

Dancinghorse

2010年11月06日 20:02





   ひとり焚火の前に座りながら、ふと空を見上げる

   そこには煌めく沢山の星

   あるいは雲間から顔を出す月

   あるいは澄み渡る青い色

   あるいはどんよりとした厚い雲

   様々な表情を見せてくれるこの空は、何処までも何処までも続いている



     


   もしかしたら今この瞬間、何処かで誰かが同じようにひとり

   この空を見上げているかも知れない

   たとえ空を見上げていなくとも、同じようにひとり

   この時を野で過ごしているかも知れない

   顔も知らない

   名前も知らない

   姿も見えない

   けれど何処かにきっと居る



     


   言葉を交わす必要は無い

   ただ思うだけでいい

   自分と同じような者の存在を

   思った瞬間、その意識は自由に空を駆け抜け、誰かとつながる

   静かな意識のつながり

   それが SOLO CAMPERS UNION



     








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